激動の18年間に希望と奇跡を与えてくれた、彼女らは私の人生を大きくかえた人生に幾度とない最高の出会い*
入試がひと段落したと思ったけどまだ1週間後にあるので
またぼちぼち勉強しなきゃだなぁ…。
かのです
こんばんは
先日発売された『僕たちの嘘と真実~Documentary of 欅坂46~』をやっと見ることが出来ました。
現時点では本編とメンバーロングインタビューの小林由依ちゃん、渡邉理佐ちゃんしか見れてないのですが、今回は本編についてお話したいと思います。
尚、ネタバレがあると思いますので、気にされる方はここで閉じてください。
最近そんなような内容ばかりですみません🙇🏻♀️
私は、映画館でもこの映画を観ました。
その時の私は今と同じ高校3年生、夏だった。
私はその時、最も推していたメンバーである『平手友梨奈』の脱退を受け入れていたが、心のどこかでまだ、受け入れきれていなかったのだと思う。
平手友梨奈は即戦力。
平手がいなければ成り立たない。
そう言われていた彼女だった。
デビュー当時、最年少だったが、他のメンバーとの年齢差を感じさせない、彼女なりの迫力があった。私は最年少ながらにセンターに立ち、サイレントマジョリティーを踊る平手友梨奈に心を惹かれた。
映画館では、てちの事ばかり目で追っていた。
過去の様々なことを思い出し、振り返っていくから映画館では人目も憚らず、たくさん泣いた。
私は映画を見る前は、終わってしまう欅坂46に対し、始まっていく新しいグループ。
正直、もう追えないな、と思っていた。
てちが無理して頑張っている姿を見て、私も頑張っていたから、てちが舞台から姿を消したら私はもう、欅坂から得るものは何も無いんだ、と思っていた。
しかし、映画の途中で新たな出会いがあった。
インタビューに答える『小林由依』だった。
彼女の存在はもちろん知っていた。
けれど映画が進むに連れて、私は由依ちゃんに心を惹かれていく。
彼女の責任感、思っていること、考え、努力、それらがなんだか私と似ている気がしたからだ。
由依ちゃんはキャプテンでもない、副キャプテンでもない。メンバーの一員として、欅坂46の小林由依としての役割を彼女なりに全うしていた。
私はライブには行ったことがないけれど、テレビを通しても伝わるライブでの熱い煽り、助け合いの精神を決して欠かすことはない由依ちゃんにとてつもない憧れを抱いたのだ。
『由依ちゃんのように、努力し続けたい。』
傍から見たら、安易すぎる推し変なのかもしれない。だが、私にとってこれは希望の光だった。
大好きな欅坂46を、また新たな形で応援できる。
映画を観る前までは櫻坂46を応援出来ないと思っていた私だったが、映画終了後、一緒に映画を観ていた後輩に1番最初に言った言葉が
『私、新しい欅坂46も応援する』
だった。
後輩は、欅坂46を全く知らない子だった。
興味本位で一緒に観てくれたのだが、後日、後輩のスマホでは『誰がその鐘を鳴らすのか』が再生されていた。
『耳を澄ますと聴こえてくる、色々な声や物音、人は誰もその喧騒に大事なものを聴き逃している』
私の新たな推しである、小林由依の朗読から始まる欅坂46としてのラストシングル『誰がその鐘を鳴らすのか』
私はこの曲にとても元気づけられた。
最初で最後のセンターを置かない楽曲、そして、配信限定シングル。
私はもっと多くの人に聴いて貰えたらいいな、と思っていた。
今まで全く興味を持ってこなかったアイドルの世界。
欅坂46を知って応援したい、という思いに溢れた。
色々な過去を背負い、辛い思いもたくさんしてきたであろう、メンバーたち。
1回目に映画館で観た時はどことなく目が虚ろなメンバーが多いように感じたが、2回目、櫻坂46として活躍しているメンバーを見た上でもう一度映画を観てみると不思議なくらい、自信に満ちた顔をしているように見えた。
急なてち不在の状況下で、突然センターを務めたメンバーが本当にかっこよく見えた。
淡々とこなしている、その裏にはとてつもない努力と葛藤があったのだろうと思う。
二人セゾンのセンターを務めた小池美波ちゃんが印象的だった。
突然センター不在のセゾン、どうしようか迷った末にみいちゃんが選んだ結果は
『センターを踊る』
しーちゃんにマイクを手渡し、自信たっぷりの表情で前に出てきたみいちゃんがとてもかっこよかった。
欅坂46から得たもの
それは『幸せ』だけじゃない。
けれど、努力をし続けていく大切さ、
みんなと一緒に進んでいくことの楽しさ、難しさ、そしてたまに感じる不甲斐なさ。
表面だけを切り取れば欅坂46はカッコイイアイドルかもしれない。
どのアイドル、アーティストもそうだと思うが、表面だけを切り取ればどこもキラキラとした世界かもしれない。
その裏側には計り知れないほどの葛藤、努力、経験、センス…。
沢山のものが詰まっていると思う。
-それぞれの話す言葉とか信じるものが
ひとつじゃなかったとしたって
最後は分かり合えるだろう-
エンドロールで流れる『太陽は見上げる人を選ばない』
何度聴いても涙が出そうになる。
私はエンドロールを観ながら、メンバーに合わせて一緒に歌った。
今では、私にとって笑顔を取り戻せる楽曲となった。
私は欅坂46に出会えて、先が真っ暗だった人生に希望を持てた気がした。
そして、櫻坂46に出会い、パッと明るい奇跡を添えられた気がした。
そして今、大好きなメンバーを応援し、元気を貰い続けている。
櫻坂46に改名し、推しメンが変わったけれど、グループ全体が大好きなことに変わりはない。
私はこれからも元気の源にしていきたいと思っている。
see you again ⊿⊿
2000字を超えた私のレビュー、纏めるということを覚えよう。